私の恋愛事情-2
昨日の続きです。
先に結論から言って、彼とは今はもう会っていません。
なので備忘録として綴ります。
プチ飲み会の後、その彼 Sさんよりメールがありました。
内容的に私にも家庭があると思い込んでいる様子。
直接聞かれるまで、シングルだということは黙ってようと決めていました。
何故ならば、その時点で昔のような壁は無くなったものの、私のタイプではなかったから。
なのでシングルをアピールして、不倫OKと思われるのも嫌だったし、家庭がありながら個人的に連絡があったことにも嫌悪感を持っていました。
彼はもちろん既婚者で、成人した娘さんが二人いると最初の飲み会の時に話しているのを聞きました。
それからも何度か他愛のないメールのやり取りをしている間に、誰かから私がシングルだと聞いたようで、驚きととともに個人的に会いたいと申し出るようになりました。
その態度で、私のSさんに対する嫌悪感は増したものの、逆に「意識し過ぎなんじゃないか」「Sさんは純粋に昔を懐かしんでるだけなのかも」「自分は自意識過剰なんじゃないか」と考えたりして。
あれこれ考えてるうちに、変に意識して「そんなつもりないから」と、笑い者にされたら嫌だなぁ〜なんて思いも出て来ました。
最終的に、「自分さえしっかりしていれば大丈夫、相手はただの同級生」と位置づけ、気軽に会うことにしました。
同級生なので共通の話題も多く、学生の頃に接点がなかったので、話しても話しても話題は尽きず…。
そんなわけでちょこちょこ会ってる間に距離も縮まり、気がついたらどっぷりハマっていました。
言い訳にしかなりませんが、私が想像していた不倫と違って、電話もLINEも24時間OK、中距離なので月に2〜3回 休みの日に会ったりして、不自由もなく、後ろめたさもなく、むしろ「この人には本当に奥さんや娘がいるの?」と錯覚したくらいだったので、「家庭を壊すわけじゃないし、まぁいっか」と思ってました。
ただ、後から考えるとSさんのケジメだったのかもしれませんが、一人暮らしの私の部屋に来たいとか、呼んで欲しいと言った素振りは全くありませんでした。
なんだかんだでSさんとはいつの間にか始まり、約6年くらい続きました。
始めの頃こそ楽しいばっかりでしたが、二人の仲が落ち着いて来た頃、私の中でとんでもなく罪悪感が生まれました。
Sさんに正直にその気持ちを伝え、もう会うのをやめようと提案したこともありましたが、却って火に油状態でSさんの思いを煽る結果になってしまいました。
その一方で一度芽生えた罪悪感は増すばかりでしたが、Sさんを刺激しないために、不本意ながら関係を続けてました。
罪悪感はあったものの、Sさんを好きな気持ちは変わらなかったので複雑でした。
丸4年を超えた頃から会う回数も、LINEや電話の回数も減って来ました。
関係が安定して来たからだと思いますが、正直その頃が一番辛かったです。
追ってくれているときは、「もう終わりにしよう」って思えたのに、疎遠になったら「なんで?なんで?」と居ても立っても居られない毎日でした。
でも 人間、順応性があるので、そんな辛い時期も時間とともに慣れて来て、いつしかSさんのことを全く考えない日があることに気づきました。
ここまで来ればもう大丈夫。
その頃には「懐かしい人」のカテゴリーとなっていました。
結局、何故Sさんが私から離れて行ったのか理由はわかりませんが、楽になった今は理由なんてどうでもいいです。
ただ、人としてのSさんのことは今でも好きだし、幸せでいて欲しいと思っています。
Sさんのお陰で知ったこと、経験できたこと、一緒に過ごした日々は大切な思い出です。
付き合い始めた頃、私達はどうやって終わるんだろうと思った事もありましたが、私的にはいい形で終われたと思っています。
Sさんとのエピソードは、今後 ブログの中に出て来るかもしれません。
今はSさんのようないい人と出会えたことに感謝しています。