去年の緊急事態宣言を踏まえ、仕事は在宅勤務となり、スポーツクラブ、習い事等は一旦やめました。
すぐに復帰できるものと思いながら早くも一年が過ぎました。
相変わらず在宅勤務は続き、そのおかげか社内で陽性者は未だ出ていません。
なので「第一号」のプレッシャーはありつつも、引きこもり生活も飽きて来ました。
とりあえず習い事だけでも復帰しようかと電話で問い合わせ、体験に行って来ました。
場所は一つ隣の駅ですが、私のマンションは駅と駅の間にあるので歩いて行っていました。
約1年振りに歩く道のりは懐かしさしかありませんでした。
秋に引っ越しを控え、ここでの生活を懐かしむこともよくありますが、やはり景色からの記憶ほど鮮明で強烈なことはありません。
1年ぶりに歩いた道から、とんでもなく昔の記憶まで思い出し、一駅歩くまでに感慨深いものがありました。
引っ越しがなければ一年前との比較しかなかったと思いますが、秋にはこの街を去ると思いながらの道のりは、30年以上分の記憶が蘇るものです。
実家の街よりもずっと長く住んでいるので、正直実家が無くなるよりもここを離れる方が悲しい。
これに気がついたので、残りの5か月、思い残すこのとないよう、思い出に残す日々を送りたいと思います。